今年3月末、急に横っ腹が痛くなった。

その2日前には赤茶色をした「胃液で変色した血液」を吐血していたわけだが、
その時の血液検査では何も異常はなかった。

会社から早退させていただき、痛い、痛いと思いながら電車で自宅(実家)に帰ったものの、
あるものを飲んで激痛。

それ以来激痛は収まることなく、家で騒ぎ、救急へ連れてってもらった。

飲んだのは「ポカリスエット」。

これは2日前に吐血した時に救急で急性胃炎と言われたので、買ったものだ。

救急へ連れて行ってもらって判明した病名は・・・。


急性 出血性 胆嚢炎

CT、エコーをしたところ、胆嚢から出血しているとのこと。

また、血液検査で肝臓の値も3桁と悪く、緊急入院が必要とのこと。

医者もほとんど見たことないという出血性胆嚢炎。

原因は未だに不明。
(趣味で空手をやってるので、外傷性ではないかとのことだが、師範いわく素手じゃないので内蔵が出血することはないとのこと。)

対応は?

私の場合、幸い点滴の抗生物質による保存療法が功を奏したため、
手術にはならなかったが、親はしょっぱなから腹腔内手術とドレーンチューブを宣告されていたとのこと。
同意書も渡されていたとのことで、1週間ほどは気が抜けなかった。
(当時腹腔内手術による死亡が相次いで報道されていたので私も病院でテレビを見ていて怖かった)

通常であれば、堪能を嫡出するため、
中にある血液と胆汁の混ざったものをドレーンチューブで抜いて、腹腔内手術である。

胆嚢を摘出しても人体には影響はないのでとってしまってもいい。
というか、多くの医者は取ることを進めている。

なぜなら、一度胆嚢炎になると、油物を食べた時に痛むなどの後遺症のようなものに悩まされたり、
胆石が出来やすくなって、結果再発、嫡出という流れを汲むからだ。

保存療法の場合、抗生物質で腫れをなくしていくものだが、
腫れとともに痛みは引いていくので、激痛は3,4日続く。
夜はもちろん、眠れないので、鎮痛剤を投与してもらう。
(1回でなくなれば良いのだが、鎮痛剤が切れると激痛がという無限ループなので寝ることは不可能。)

また、夕方5時ぐらいになると痛み出してくる。
(医者によるとそういうスパンがあるらしい。)

寝返りが打てない。
(寝返りを打とうとすると体をひねるので、当然横っ腹に影響が出る。)

体を起こすときに痛い。
(腹に力を入れるので)

ただ、痛みさえなくなってしまえば後は食べられないだけなので超絶暇である。
(食べられなくても、点滴で食欲は全くないので、食べられなくても大丈夫。)

私は、食べ物を1週間食べられなかったので、食べた気になるため
グルメ番組をよく見ていた。
(ただし、食べ物のシーンは胃が痛むので、痛みになれるためでもあった。)

さて、入院時の食事などは次回にしよう。